【節約術その4】煙草、酒など嗜好品の削減

節約

今回は「煙草」や「お酒」などの嗜好品を「節約」の観点からどのように見ていくかを考えていきます。

嗜好品とどのように向き合うか?

さて、皆さんは煙草やお酒を普段から嗜んでいる人でしょうか?

私は2つともやっていたので、やっている人がいかにこの2つが普段の生活の中で必要かを理解しています。(笑)

この2つは、やっていない人からしたら、「お金を払って一体何をしているのか?」と馬鹿馬鹿しく思われることでしょう。

しかし、やっている人は基本的にこれが普段の生活の中で「必要なもの」だと思っているので、この2つを削って節約するといった発想が出てこない人が結構いるんじゃないかと思われます。

しかし、それぞれが月にどのくらい家計を圧迫しているかを把握すると、「この2つを削って節約をしてみようかな?」といった考えも脳裏をよぎってくるのではないかと思われます。

嗜好品が月にどれくらい掛かっているのかを把握する。

嗜好品が月にどれくらい掛かっているのかを把握すれば、結構痛い出費になっていることに気付くかもしれません。

まずは、他の「節約」と同じように、嗜好品に掛かるお金を具体的に「数字」で表します。

「家計簿」をつけている人は、そこに書いている数字を見れば分かりますが、つけていない人でも簡単に計算できるはずです。

「お酒は毎日どのくらい飲むのか?」、「煙草は1日に何本吸っているか?」をそれぞれ出してみて、それを値段と掛け合わせれば、具体的にどれだけ毎月どれくらい嗜好品に使っているかを出せるはずです。

嗜好品の金額が多ければ、「節約」のチャンス!

もし、嗜好品の金額を計算してみて、「意外と多くお金を使ってしまっていた!」と思われた方がいたら、それは節約のモチベーションに大きく繋がる第一歩になります!

節約のモチベーションは、「どれだけ、より多くのお金を浮かせられるか?」が大切なので、煙草やお酒にかける負担が多いほど、節約の幅が大きくなるからです!

煙草をやめて節約するおススメの方法!

「禁煙セラピー」を使った禁煙法。

私は人生で2回禁煙したことがあります。

1度目のときの最初は、止めると決めて、ただただ我慢をして吸わないようにしているだけでしたが、数日経過後ふと魔が差したときについつい吸ってしまい、どうしたものかと悩んでいました。

そのときの会社の先輩から「禁煙セラピーの本」を勧められて、その本を貸してもらい読み始めました。

「禁煙セラピー」と聞くと、何か自分を騙すようなことでも書いているような気がして、勧められるまでは自分からは読む気になれなかったのですが、いざ読んでみると、意外にも突拍子もないようなことは一つも書いていませんでした。

書いている内容といえば、ただただ煙草がもたらす人体への影響と反応のことについてでした。

「禁煙が一番辛いのは最初の3日間。」、「2~3週間経てば吸いたい気持ちはほとんどなくなる。」、「煙草がストレスを軽減してくれるのではなく、逆に煙草によって吸いたい不安から、いらないストレスを受けてしまっている。」など、煙草が持っている特性を理解することで、禁煙を続けていく不安を軽減していくといったような内容でした。

たしかに何も知らずに漠然と禁煙するよりは、禁煙した後どうなるのかを知っていた方が心が楽になるものです。私自身、1回目の禁煙のときは禁煙セラピーの本のおかげで思いのほか気楽に禁煙することができました。

禁煙グッズを使った方法。

ニコチンガムなどの「禁煙グッズ」を使った方法もお勧めです。

私も2回目の禁煙のときに「ニコチンガム」を買って実際に使ってみたのですが、1箱目で見事禁煙することができました。

ニコチンガムがどういうものかというと、ニコチンを30分から1時間かけて、少しずつゆっくりと体内に取り込んでいくというもの。そうすることで禁煙による離脱症状を緩和するのと同時に、少しずつ1日におけるガムの量を減らしていってニコチン摂取量を減らしていこうというものです。

デメリットは、結構いい値段がする(24個入りで2000円など)のと、やり方を間違えてしまうと副作用(のどの刺激感、舌の荒れなど)が出てしまう可能性があることです。

噛み方は決まったやり方があるので、必ず説明書きを見てから使用するようにしてください。

また、その他にも「ニコチンパッチ」などもあり、こちらも薬局で購入できます。

ニコチンパッチは私は使用したことはないのですが、メカニズムとしては、パッチを貼っている間はニコチンが体内に入り続けるので、その間は煙草を吸いたいと思わなくなるというものです。

そして、少しずつニコチン濃度の低いパッチに変えていって、体内のニコチンを少しずつ減らしていくことにより、禁煙しやすくなるというもの。

デメリットはパッチ1枚あたり200円程するので、使用期間の原則8週間分のプログラムで禁煙するとなると、トータルで結構値段がすることです。

しかし、煙草を1日1箱など吸われる方は、そっちの方が大分高くつくのでかなりお得に思われるかもしれませんね!

これらのように、「禁煙グッズ」とは禁煙をより楽に行う手助けをしてくれるというものです。

禁煙にかかる精神的負担はかなり減るので、禁煙したい人には是非おすすめです!

ただ、正しい使用法を行っていないと上手く禁煙出来なかったり、身体への負担が大きくなったりする場合があるため、説明書きをよく読んで、使用法を必ず守ってください。

お酒をやめて節約するおススメの方法!

禁酒したことによるメリットを把握しておく。

お酒を日々飲んでいるなら、それが1日の終わりの何よりの楽しみになっている人も多いと思います。

私も毎日、晩御飯と一緒にお酒を飲んでいい気分のまま寝ることが最高の楽しみでした。

しかし、私がお酒を飲む理由は他にもありました。

それは、以前の職場では夜勤もあり、ひと月の中で日中の勤務と夜勤を交互に行っていたので、何度も何度も生活のリズムを変えていかなければいけない辛さがあったためでした。

日勤から夜勤、夜勤から日勤と生活リズムが切り替わる度、睡眠のサイクルが変わるため、「どうしても眠れない」という悩みを解決するために、お酒の力を借りて、酔った勢いで就寝していました。

しかし、職場が変わって、同じ生活リズムで過ごせるようになったため、「もしかしたら今禁酒出来るのではないか?」と思い、私はまず「禁酒」によるメリットについて調べることにしました。

すると、出るわ出るわ!物凄い数のメリットがあることに驚きました!

体調面はもちろん、メンタル面でも得になることが多く、禁酒して出費を抑えるだけがメリットなのではないということに気付きました!

以下ではそれらの内のいくつかをまとめましたのでご覧ください。

〈禁酒したときのメリット(体調面)〉

・ホルモンバランスや免疫力の向上。

・心臓病や肝臓病、がんのリスク低下。

・顔のむくみが取れ、顔周りがすっきりする。

・肝臓脂肪が減り、体重が減る。また、アルコールは分解過程で中性脂肪の合成が促進されるので、禁酒によって脂肪の合成を抑制するため、痩せやすくなる。

・飲酒による覚醒状態がなくなり、睡眠の質が向上する。

・認知機能の改善になる。

〈禁酒したときのメリット(メンタル面)〉

・睡眠の質向上における、メンタルの安定を得る。(睡眠時適切にメラトニンが生成されるため、セロトニンの分泌も良くなる。)

・アルコールによる不眠による集中力低下、意欲低下の改善になる。

・抑うつ状態やイライラの改善になる。

上記以外にも、メリットはまだまだあります!

体調面だけではなく、メンタルにおいても効果があり、「気分を良くするためにお酒を飲んでいるのに、逆にメンタルの不調を抱えていた」ということになりましたね…。汗

このあたりは煙草もお酒も同じような感じで、身体、精神ともに害になる部分があります。

「禁煙セラピー」の本を読むのと同じで、お酒についても、禁酒をしてどのようなものが改善されるのか?を知ることで、禁酒をするにあたってのモチベーションに繋がります!

まとめ

嗜好品(煙草・お酒)を削ることは、非常に辛いです。

私もそれは身をもって経験しています。笑

「ここを削ってまで節約したくない!…」と思われる方は別にそれで構わないと思います。

ただ、身体への負担はあるにせよ、気分を良くするために煙草やお酒を嗜んでいたのに、逆に気分を害する原因になっていたと知ったら、「もしかしたら禁煙、禁酒でもっと普段から気分が良い状態を保てるんじゃ?」と思われる方も今回の記事を読んで出てきたのではないかと思います。

もしそう思った人がいるのなら、それは「節約」のチャンス!

禁煙・禁酒で新たなる節約の一歩をスタートしてみてもいいかもしれませんよ!

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